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池袋の治安ってどうなの?危ないのは西口?北口?

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都内ターミナル駅の中でも、治安に対して不安の声がある池袋ですが、池袋って本当に危険なのでしょうか?

そもそも本当に危ないのか?も含め、池袋住民である私が現状をお伝えしましょう。

 

 

池袋のイメージってIWGPで止まってない?

IWGPとは2000年4月14日から放送が開始された伝説のドラマ。長瀬智也、加藤あい、窪塚洋介、佐藤隆太、山下智久、妻夫木聡、坂口憲二など、今となっては主役級の出演者で話題だったのですが、池袋を舞台としたキャラ―ギャングの抗争を描いた青春ドラマです。

ドラマがヒットしたことで、池袋へ行けばカラーギャングがいるといったイメージになってしまいました。


事実、ドラマの後、一時的にドラマに触発された若者たちがカラーギャングごっこをしてたのを覚えています。

この若者の多くが埼玉人のため、池袋=埼玉=ダサいというイメージに拍車をかけたのでは?と個人的に思ってます。

実際、池袋って繁華街なので、治安が悪い場所はありますが、その治安についてもその時代によって事情は違うようです。

池袋の治安の変遷って下記のようなながれではないでしょうか?

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1
2000年初旬はヤンキーやスカウトが多かった


埼玉のヤンキーの流入、歓楽街の呼び込み、スカウトなど、池袋に行けばカツアゲにあうなんて噂で当時の中学生達は怖がってたものです(笑)

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2
風営法改正!スカウト行為が禁止に


「迷惑な客引きは許さない」なんて看板を見かけるようになり、池袋の街からわかりやすい客引き、スカウトたちが消えました。営業時間もカウンター越しでない接客形態、つまりキャバクラなどは深夜営業も禁止となりましたが、黙認されているのが現状です。

すっかりピンク街の印象が薄くなった池袋西口

池袋の歓楽街といえば、西一番街!ここを歩けば、歓楽街に来たなーって気分になれるほど、ピンク色の看板で街が埋め尽くされていました。しかし、風営法が改正されてすっかりピンク看板が少なくなりました。

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3
池袋北口のチャイナタウン化


池袋北口を出ると、横浜中華街や神戸南京町などの華やかなチャイナタウンとは違う等身大の中国人街が広がります。

これは、風営法改正のタイミングで増えてきたと言われています。

フリーペーパーや新聞なども中国語のものも多く自然と中国語が聞こえてきるようになります。

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4
ハーブ・危険ドラッグ関連の事件が増えた?


2014年6月24日に池袋西口で危険ドラッグを吸引した男性が沿道を歩く人たちは次々とはねる暴走事故が発生しました。

これは単なる事故ではなく、容疑者が池袋北口で危険ドラッグを購入後、すぐに吸引し運転したことが原因の事件です。

この危険ドラッグはマンションの一室で売られていたようで、一時期は脱法ハーブとして違法性のないものと認識されていたことがこういった事件をおこした原因のようです。

 

 

池袋の事件簿

ここで、池袋で起きた事件をご紹介しましょう。

結構印象的な事件も多く、池袋のネガティブイメージを強めてしまっている一因と言えます。

池袋通り魔殺人事件


1999年9月8日午前11時40分頃、東京都豊島区東池袋の東急ハンズ前で当時23歳の男Zが包丁と金槌で通行人を襲い、2人(66歳女性と29歳女性)が死亡し、6人が重軽傷を負った。

池袋危険ドラッグ死傷事故


自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で送検された名倉佳司容疑者(37)が、池袋の繁華街で車を暴走させ、8人を死傷させたした事故。
「運転中に危険ハーブ(脱法ハーブ)を吸った」と供述しており、事故直前に意識障害に陥っていたことが判明。

池袋プリウス暴走事件


2019年4月、東京・池袋で旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)の運転する車が暴走し、横断歩道を渡っていた松永真菜さん(当時31)と、娘の莉子ちゃん(当時3)が死亡した。

 

 

池袋が消滅可能性都市に?!

上記でご紹介した治安が原因かはわかりませんが、2014年に池袋がある豊島区が、消滅可能性都市に指定されてしまいました。

消滅可能性都市とは、その名の通り、人口流出・少子化が進み、存続できなくなるおそれがある自治体を指します。

2010年から2040年にかけて、20 ~39歳の若年女性人口が 5 割以下に減少する市区町村らしいのですが、大繁華街の池袋が消滅するなんてそんなことある?と驚きのニュースです。

豊島区は、人口自体は増加傾向にあるものの(2018年3月現在)
・転出入が活発であり、定住率が低い傾向にある。
・単身世帯の割合が多く、その半数が若年世代。

これらの背景が「消滅可能性都市」に選ばれる要因となったと考えられます。交通の利便性がよく、職住遊接近型の暮らしができる環境は子育て世代にも魅力的であるはずなのですが、建物が密集しているがゆえに大規模公園が少なく、ファミリー向けの住宅供給も少ないというのも、少子化が加速するという予想の一因であったかもしれません。

 

池袋がついに本気になった!?

【池袋が住みたい街ランキング上位に浮上した理由】イメージアップのカギは女性に優しい街づくり

まとめ

風営法が改正されるまでは、いわゆる不良に絡まれる、飲み屋のキャッチ、ぼったくりといったちょっとしたいざこざが多かった池袋。そのイメージがいまでもあることが池袋が危険というイメージを払拭できずにいます。しかし、風営法の改正で街の表面上はキレイになったかのように見えますが、チャイナタウン化やハーブ問題など池袋をとりまく危険の種類は姿を変えたように思います。そこをしっかり認識して池袋という街を楽しみましょう。

 

 

 

 

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