都内での1人暮らしって家賃が高いですよね?
しかし、通勤の負担などを考えるとより都心に住みたいと言う気持ちもありますが、都心部へ近づけば近づくほど、家賃は高くなるし、、、とジレンマを抱えている方も多いはず。
そんな都会暮らしを実感しつつ、わりかし家賃相場が安めなエリアとして池袋をおすすめしたい!
当記事では、池袋が1人暮らしにおすすめコスパ高エリアな理由をご紹介していきたいと思います。
池袋の家賃は安いって本当?
池袋と言えば、新宿・渋谷に並ぶ副都心エリアの一つ。
そんな安いわけないじゃん!とのツッコミを頂いてしまいそうですが、当然沿線のベットタウンに比べたら安くはありません。
ただ、お伝えしたいのは新宿や渋谷といった同レベルのターミナル駅に比べて、家賃相場が抜群に安いと言うこと。
池袋・新宿・渋谷の家賃相場を調べてみました。
池袋
ワンルーム | 7万4千円 |
1K | 8万6千円 |
1DK | 9万6千円 |
1LDK | 13万1千円 |
2DK | 13万9千円 |
2LDK | 15万5千円 |
新宿
ワンルーム | 9万3千円 |
1K | 9万3千円 |
1DK | 12万5千円 |
1LDK | 18万8千円 |
2DK | 13万3千円 |
2LDK | 23万1千円 |
渋谷
ワンルーム | 10万3千円 |
1K | 10万8千円 |
1DK | 14万6千円 |
1LDK | 20万5千円 |
2DK | 15万2千円 |
2LDK | 29万3千円 |
上記の表で見比べて頂くと、家賃相場が1ランク・2ランクは違うことがわかります。
新宿・渋谷と比べて池袋の家賃が安い理由
池袋の家賃が安いというと「治安が悪いから」という理由が上がりそうですが、それでは新宿・渋谷の家賃が高い理由の説明ができません。
池袋の治安ってどうなの?危ないのは西口?北口?
また、価格は需要と供給のバランスによって決定されます。
そのため人気があるものに対しては、単純に価格が上昇するものなので、新宿・渋谷に比べて、池袋が人気がないと言う理由もあるでしょう。
しかし、それ以外にも理由はあるのです。
一つは、池袋がある豊島区の位置。
東京で一番家賃相場が高いのは、港区です。
家賃相場とそのエリア分布を見てみるとわかりやすいのですが、港区を中心に徐々に家賃相場は下がっています。
逆に言えば、港区に近くなればなるほど、そのエリアの主要駅の家賃相場は高くなる傾向にあります。
その理論で考えれば、池袋・新宿・渋谷の中で港区に一番近いのは、渋谷区、次に新宿区、最後に豊島区となります。
もう一つの理由が、若い世代の女性の定住率が極端に低い点も挙げられます。
豊島区は消滅可能性都市として宣言を受けたことがあるエリアです。
消滅可能性都市とは、20 ~39歳の若年女性人口が 5 割以下に減少する市区町村のことをいうらしいのですが、池袋を含む豊島区は若い女性に極端に人気のないエリアなのです。
1人暮らしの女性に人気がないと、なぜ家賃相場が安くなるかと言うと、1人暮らしの女性の家賃相場は、同年代の男性よりも、セキュリティ面を気にするため高くなります。
しかし、家賃相場を引き上げてくれる女性の入居が少ないため、エリア全体の家賃相場も下がるというわけです。
池袋の家賃は上昇している!?
上記でもご説明した通り、池袋を含む豊島区は『消滅可能性都市』に指定されたこともあり、「女性にやさしい街作り」を掲げ2020年に向けて再開発を進めています。
まだ再開発は途中のため、消滅可能性都市問題は完全に解決したとは言えないでしょうが、メディアを通じての宣伝が効果を出しています。
あんなに人気のなかった池袋が、近年の住みたい街ランキングで上位に食い込んでくるようになってきているんです。
先ほど、人気なものの値段は上がるというお話しをした通り、住みたいエリアとして人気が出てきている池袋の家賃相場は、今後上昇していくことが予想されますね。
まだまだ穴場!池袋で家賃が安いエリア
人気も出てきて、徐々に家賃相場が上っていると言っても、新宿・渋谷と比べれば割安のコスパの高いエリアなのは間違いありません。
まだまだ家賃が安いエリアはあります。
近年の再開発で、人気が上って来た池袋エリアですが、特に人気の高いのは、東口。
特にサンシャイン周辺はタワーマンションも多く、特に家賃が上昇しているエリアと言えます。
逆にまだまだ穴場なのが、西口エリア。
特に、立教大学の裏側、西口エリアの中でも南口よりであれば、治安もよく住宅街も多いため、安心して暮らせてかつ家賃相場が割安なエリアなのでおすすめです。