Amazonなどの通販がいかに便利になったとしても、自ら本屋へ足を運んで、紙の本を自分の手で選ぶことが楽しいという方は多いのではないでしょうか?
本屋へ足を運ぶことで、偶然出会える傑作の1冊との出会いというものもあります。
これって、PCやスマホからキーワードから検索するだけでは、得られない体験ですよね。
そこで、当記事では、そういった運命の1冊との出会いができそうな池袋の本屋さんのご紹介をしようと思います。
池袋は書店激戦地!?
あまりイメージがないかもしれませんが、実は池袋店って大きな本屋さんが多いんですよ。
本屋に限らず、家電屋さんなどでもそうですが、池袋に「日本最大級」を銘打って大型店舗がオープンする例が多いのです。
きっと、「世界で3位の乗降者を誇り、多くの人が集まり、再開発により店舗の場所が確保しやすい」という池袋の特性でしょうか?
また、大型店舗以外にも、池袋には専門性やニッチなコンセプトを打ち出すことで、勝ちに来ている「トガッた」本屋さんもいろいろあるんです。
そこで、池袋のおすすめの書店情報をまとめてみました。
おすすめの大きな池袋書店ランキング
お店に行って、実際に手に取って本を選びたいと言う方にとって、在庫が多い大型店だと安心ですよね。
そのため、ほしい本が見つかる可能性の高い大型店をランキング形式でご紹介しましょう。
ジュンク堂書店
なんと言っても、有名な池袋の本屋さんと言えば『ジュンク堂書店』でしょう。
特徴はその圧倒的な本の「量」と、それをうまく陳列してお客さんを飽きさせない工夫をしている「質」のバランスと言えるのではないでしょうか。
本の「量」で言えば、ビル1棟丸ごとが本屋でB1~9階まで全フロア2001坪の売り場面積は都内最大級と言っていいでしょう。
また「質」の部分で言えば、アムステルダムの大型書店を手本にしている陳列方法。
天井高くまで伸びる大きな本棚にジャンルごとにスッキリ陳列されていて、「本が多すぎてよくわからない」とならないようお客さんにストレスをかけないような心配りがうれしいです。
都内の本屋さんには珍しい「駐車場」と「駐輪場」を完備しているのもジュンク堂書店の特徴と言えます。
遠方からお客さんも取り込もうという姿勢が伺えますね。
場所は、池袋駅西武南口の正面ですが、西武池袋線ユーザー以外の方は、西武側東口からアクセスするとわかりやすいかもしれませんね。
あと、裏技というかジュンク堂書店へ人混みを避けて歩きたい場合は、39番出口を使うことをおすすめします。
池袋No,1書店「ジュンク堂」への 行き方を詳しくご紹介
過去記事でジュンク堂書店への詳しいアクセス方法をご紹介してます。
店舗情報
住所:東京都豊島区南池袋2-15-5
電話:03-5956-6111
営業時間:10:00~22:00
三省堂書店
池袋西武の別館にある三省堂書店は、B1~4階の5フロア―を使った大型書店です。
以前はLIBROが入っていましたが、LIBRO閉店後、三省堂書店が開店しました。
三省堂の特徴は、作家さんなどによるイベントを積極的に開催していることで、好きな作家さんのサイン会やトークショーも情報をチェックしてみては?。
三省堂書店は、本のみの取り扱いだけでなく、「神保町いちのいち」やアンティークの雑貨コーナーもあり、ちょっとしたプレゼント探しをしてみてもいいかもですね。
理工書コーナーの「Naturalis Historia」、芸術書コーナーの「ARS LOCUS」など専門性の高いコーナー展開もされており、他の書店との差別化を図っています。
店舗情報
住所:東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 別館 B1F・書籍館 B1F〜4F
電話:03-6864-8900
営業時間:10:00~22:00
旭屋書店店
大きい書店ランキング1位、2位が池袋東口(南池袋)に集中しているのは、ちょっと残念ですね。
西口にも大きな書店ほしいなぁ・・・という方、池袋西口(南口)の東武百貨店にも大型書店があります。
『旭屋書店』は東武百貨店の7階、同フロアーには文房具の伊東屋、スターバックス、眼鏡のJINSが入っていますね。
ビル1棟丸ごと書店のジュンク堂や地下1階から4階までが書籍館の三省堂と比べると、ちょっと小ぶりに感じてしまいますね。
レジカウンターやエスカレーター前の導線で買いやすい場所に、「新刊」や「話題本」のコーナーがあり、ちょっとぶらつくだけでも楽しめます。
目の前にスターバックスコーヒーがあるので、文庫本を購入してそのままコーヒーを楽しみながら読書するなんてのもおしゃれじゃないですか?
店舗情報
住所|東京都豊島区西池袋1-1-25東武百貨店池袋店7F
電話|03-3986-0311
営業時間|10:00~20:00
HP|https://www.asahiya.com/shop/ikebukuro/
クマザワ書店
個人的にめちゃめちゃ尖ってるなぁと思っている大型書店は『クマザワ書店』
クマザワ書店ルミネ店は、ルミネ池袋の6階にあり、白を基調とした居心地がよい書店なんです。
入口の新刊コーナーにはディスプレイが設置され、映像化作品を放映されて、おしゃれな雰囲気漂います。
なぜ、私が「尖ってるなぁ」と感じているかというと、ターゲットを完全に「女性」、特に「働く女性」達に絞っていること。
大きめの本屋さんって、あらゆるニーズの本をまんべんなく置いておいた方が売り上げが上がりそうなものじゃないですか?
そこを池袋ルミネという立地に合わせて、ターゲットを絞りコアなファンを獲得しようという店舗側の努力が見えるんですよね。
私は男性ですが、そういった店舗側の努力が見えて、クマザワ書店さんは好きで通っちゃってます。
「料理」「ファッション」「エッセー」「仕事」「投資」など、20代・30代の女性が気になるテーマごとに特集棚などが作られているので、自分の興味あるジャンルから意外な掘り出し物を見つけられるのでは?
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池袋ルミネの本屋『クマザワ書店』は女性と読書初心者さんにおすすめ
店舗情報
住所|東京都豊島区西池袋1-11-1ルミネ池袋店6F
電話|03-5951-4780
営業時間|11:00~21:30 (土日祝日 11:00~21:00)
HP:https://www.lumine.ne.jp/ikebukuro/
ヤマダ電機LABI書籍コーナー
池袋に存在するいくつかの「日本最大級」
その中で家電店舗の「日本最大級」と言えば、ヤマダ電機LABI日本総本店。
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池袋駅29番出口への行き方|ISPからヤマダ電機への行くのに便利
店舗情報
住所|東京都豊島区東池袋1-5-7
電話|03-5958-7770
営業時間|10:00~22:00
HP:http://www.yamadalabi.com/i-souhonten/
大きくはないが『存在感あり』なコンセプトブックス
小売り業において、確かに大きいことは一つの「正義」
お客さん目線で、在庫を抱えている大型店舗というのは、「ほしいものがなんでもある」という漠然とした安心感に繋がります。
しかし、小さな店舗であれば、大型店舗に勝てないということはありません。
大型店舗が「広く浅く」であれば、小型店舗はニッチなテーマで「狭く深く」お客さんと向き合う。
お客さんのニーズに完璧に応えれられる在庫を誇る大型店店舗に対し、お店独自のコンセプトを打ち出し、お客さんのニーズに応えるだけでなく本人も気づかなかった趣味趣向を提案できるような店舗であれば、充分大型店舗に立ち向かっていけると思います。
そこで、大型店舗にも負けない独自のこだわりが光るコンセプトブックスを紹介しましょう。
天狼院書店STYLE for Biz(エソラ店)
まず1店目は天狼院書店エソラ。
池袋駅南口のエソラ2階にある書店ですが、天狼院書店STYLE for Bizの特徴は、ビジネス書専門ということ。
ビジネスマンを応援してくれるお店なのです。
もっと驚きなのが、本屋の中に「ゴッドファーザールーム」があるということ。
え?ゴッドファーザールーム?
ここはふかふかのソファーに座りながら、購入した商品を読めます。
また、自習室もあります。
本を購入して、自習室でインプットをし、セミナーで経験値を稼ぐという本屋という枠を超えてしまっている本屋です。
店舗情報
住所|東京都豊島区西池袋1-12-1
電話|03-6914-0167
営業時間|10:30〜21:30
HP|天狼院書店
本と珈琲 梟書茶房
ルミネの4階にある『本と珈琲 梟書茶房』
「ん?本屋じゃなくてカフェじゃない?」とお思いかもしれませんが、違います!
『本と珈琲 梟書茶房』は、本屋でもありカフェでもあるコンセプトカフェ。
実はドトールが運営しているお店で、ドトールの会社が運営しているとは思えないほど、内装はおしゃれです。(失礼)
カフェ内には、1000冊を超える蔵書が用意されており、本好きがゆっくりと珈琲と本を楽しめるところが、池袋の本好きの心を捉えて離さない理由でしょう。
しかし、『本と珈琲 梟書茶房』の面白いところは、シークレット本になっていること。
店舗おすすめの本の中から、購入するまで中身がわからないというのがおもしろいですよね。
購入する前に、ジャンルとこんな方におすすめという情報はありますので、自分の好きなジャンルを選ぶも良し。
まったく新しい出会いを求めて、初体験のジャンルを選ぶも良し。
本を購入する本屋ではなく、本との出会い体験を経験できるコンセプトカフェと言えるでしょう。
コンセプトカフェなため、こだわりのブレンドコーヒーをはじめ、お食事もおいしい。
今ではインスタ映えを求めた女性の2人組なども多く来店しているのを見かけますね。
コンセプトカフェという言葉がぴったりな『本と珈琲 梟書茶房』
本好きが静かに1人で過ごすも良し、デートで訪れるも良し、インスタ映えを求めるも良し。
一つ言えることは、本との出会いのすばらしさを再確認させてくれるお店です。
店舗情報
住所|東京都豊島区西池袋1-12-1エソラ4階
電話|03-3971-1020
営業時間|10:30~22:00(L.O.21:30)
HP|https://www.doutor.co.jp/fukuro/
BOOK AND BED TOKYO
【9/16(Mon)Day-time本日の予定】
1時間ごと¥640(税込)
2時間 ¥1180※飲食物持込不可
現金不可・クレジットカード/交通系ICカード払いのみ pic.twitter.com/UeHMTbWjUQ— 池袋店利用状況 | BNBT (@BOOKANDBEDTOKYO) September 15, 2019
店舗情報
住所|東京都豊島区西池袋1-17-7ルミエールビル7階
電話|03-6914-2914
HP|http://bookandbedtokyo.com/tokyo/
ヴィレッジバンガード池袋マルイ店
池袋マルイの7階にあるヴィレッジバンガード。
おもしろグッズや話題の商品などバリエーションも豊富に取り扱うおもちゃ箱のようなお店。
雑貨屋さんのイメージが強いですが、フロアの3割は本コーナーになっていますが、そこはヴィレバン!
単純に流行りの本を置いているだけではなく、これから話題になりそうなマイナー商品も多数。
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店舗情報
住所|東京都豊島区西池袋3-28-13池袋マルイ7階
電話|03-5985-0225
営業時間|11:00~20:30
HP|https://www.0101.co.jp/048/shop-guide/shop-detail.html?shop_id=2242