再開発により独自に進化を遂げている池袋の中でも、大都会の喧騒を忘れられるまったりデートをするのにとてもおすすめな場所になっています。
当記事では、南池袋公園の様子やアクセス方法などをご紹介していこうと思います。
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都会のオアシスに変貌した南池袋公園
南池袋公園は2016年に改装が終了し、一面芝生が広がる都会のオアシスへと変貌しました。
改装される前の南池袋公園と言えば、老朽化した噴水や設備も修理されることなく放置され、ホームレスの方や、多くのごみ、たばこの吸い殻が散乱する汚い空き地のような場所でした。
子供を遊ばせたり、デートをしようなんてとてもできない残念な公園だったのです。
そこで持ち上がったのが、南池袋公園の再開発計画!というわけなんです。
財政面の課題をクリアしたのは、企業との複合提案です。
東京電力から変電施設の設置提案が持ち込まれたのです。
その変電施設設置事業とともに、駐輪場を併設することで路上駐輪の課題解決と、カフェレストランの運営により、収益の一部を「地域貢献費」として公園運営に充てることで、財政面の課題をクリアしたわけです。
豊島区役所の移転事業もそうですが、池袋(豊島区)は官民一体となって再開発を進めるのがうまいですよね。
そうして2016年に改装が終了すると、見違えるような緑豊かな都会のオアシスが誕生したというわけなんです。
芝生エリアが解放されめっちゃ気持ちいい
東京電力からの変電施設、カフェレストランの売り上げの一部などで、年間の収益が2500万円ほどあるらしいのですが、それらの収益により、写真のような見事な芝生が管理運営されています。
青々として本当に気持ちいい光景ですよね。
今後の追加工事で芝生の上で食事なども楽しめるようになるようですよ。
ご自分でシートやござを持ち込めば、写真のように大都会の真ん中で、ピクニック気分を味わえます。
休日に芝生に寝っ転がりながら過ごすデートなんて、新宿や渋谷ではできませんよね。
南池袋公園の目の前にあるブルーボトルコーヒーさんで、無料のござ貸し出しサービスも行っているそうなので、よかったら利用してみてください。
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南池袋公園周辺で「ござ」が借りられるカフェ『ブルーボトルコーヒー』
ここで、芝生について少し説明させてください。
南池袋公園には「夏芝」と「冬芝」と呼ばれる2種類の芝生が用意され、年間通してできるだけ芝生エリアを楽しめるよう工夫がされているらしいんです。
芝について詳しくないので恐縮ですが、芝生って養生期間というものが必要らしいですね。
残念ながら、この養生期間は芝生エリアに入ることができないため、開放期間と養生期間を調べておく必要がありそうです。
ラシーヌ ファーム トゥー パーク
南池袋公園に併設されているカフェレストランは『ラシーヌファームトゥパーク』です。
ジュンク堂書店のそばにある人気店『ラシーヌ ブーランジェリアンドビストロ』の姉妹店になります。
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池袋『ラシーヌ ブーランジェリアンドビストロ』への行き方がわからない?ジュンク堂書店の地下1階と間違えてる人が続出な理由
『ラシーヌ ブーランジェリアンドビストロ』はパンやドレッシングがおいしいと評判のお店なんですが、『ラシーヌファームトゥパーク』でも、同じパンやドレッシングを楽しめるのもいいですね。
店内で食事を楽しむのもいいですが、テラス席が芝生エリアを囲むように用意されています。
せっかくだったら、外で食事を楽しみたいですね。
朝8時オープンで11時までがモーニングタイム。
11時から14時までがランチタイムとなってます。
南池袋公園とラシーヌは切っても切れない関係にあります。
前述したとおり、都市型公園としての収益形態のモデルにおいて、ラシーヌの売り上げは南池袋公園の管理上とても重要なものになります。
ウッドデッキがおしゃれ♪
南池袋公園が過ごしやすい理由は、芝生がきれいだからだけではありません。
多くの利用者に対応できるようベンチやイスが多く用意されています。
南池袋公園入口から入って左手に、おしゃれなウッドデッキがあります。
ウッドデッキを上がると机と椅子が用意されているので、こちらで食事をするのもいいですね。
ラシーヌ入り口にも木目調のテラス席。
芝生を囲むように設置された机と椅子。
平日は子供連れのママさん天国
デートにおすすめと紹介してきましたが、南池袋公園は遊具なども設置され、小さなお子さんがいる家族連れや、ママさんたちの散歩コースとしてもおすすめ!
白い坂状の滑り台で多くのお子さんが遊んでる様子が写真から伺えますね。
遊具の種類は4種類。
ちょっと名前がわからないので、詳しい説明はできず申し訳ないです。
シーソーなど簡易的な遊具が多く、小さいなお子さんが喜びそうですね。
入り口から遊具ゾーンにかけての道は特に緑が豊かなので、桜を含めた季節の変化を楽しめるでしょう。
え?公園で卓球!?
お子さん向け遊具の隣に小さな卓球台が用意されているのには驚きました。
しかも、2台もあります!
正規のサイズと比べると、3分の2ほどの広さのため、ガチンコの卓球を楽しむというよりは、簡単なピンポンを楽しめる感じです。
残念ながら、ラケット等の貸し出しサービスはないので、事前に準備しておきましょう。
サークルや友人とのお花見などでラケットを用意しておくと絶対盛り上がるでしょう。
駐輪場が併設されているので路上駐輪がなくきれい!
南池袋公園改修にあたっての課題解決の一つに「路上の放置自転車」の解消がありました。
これは併設された池袋駅南自転車駐車場のおかげで解消されました。
係員さんが常駐していることもあり、公園周辺での無断駐輪はほとんどなくなったといっていいでしょう。
料金も最初の2時間は無料で、1日使っても100円なのでかなりリーズナブルです。
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池袋駅東口の駐輪場情報まとめ!無料&安い駐輪場情報もあるよ
南池袋公園周辺に限らず、路上駐輪は道を塞いで本当に迷惑な行為です。
池袋周辺の駐輪場情報を別記事でまとめてますので、自転車で池袋にお越しの際は、駐輪場を使うようにしてほしいですね。
夜は夜の顔を見せる素敵な公園
デートと言えば夜のロケーションも大切です。
真っ暗な公園なんて、デートの夜散歩には向きません。
かといって、大型のライトでめっちゃライトアップされてもムードに欠けます。
そこでいくと、南池袋公園は日が落ちる頃から、ラシーヌの電気が付き始めます。
これがまたちょうどいい案配なんですよ。
この灯りが、明るすぎず暗すぎずほんのりと公園内を照らしてくれる感じなんです。
これを計算してやってたら、設計者マジですごいですね。
ベンチに腰掛けてもいいですし、テラスでお酒を飲むのも楽しいですよ。
ちなみに、南池袋公園は3月後半から4月にかけて桜が咲き、絶景のお花見スポットに変わります。
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南池袋公園の夜桜がライトアップされてインスタ映えらしいので行ってみた
特にラシーヌの灯りがいい感じに照らしてくれるので、夜桜なんて最高です。
南池袋公園へのアクセス方法
南池袋公園へのアクセス方法を確認しておきましょう。
池袋駅からゆっくり歩くと、徒歩10分くらいといった距離でしょうか。
アクセス方法として2パターンご紹介したいと思います。
まずは、池袋駅西武側東口から歩く方法です。
池袋駅には東口がパルコ側と西武側の2つあるため、間違わないように気をつけてくださいね。
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【池袋駅構内図】池袋駅の歩き方を写真付きで案内
西武側東口への出方については、池袋駅構内の解説を過去記事で行ってますのでよかったら参考にしてください♪
西武側東口を出て、信号を渡ったところで右折してドン・キホーテ前を通過してください。
ロッテリアまで直進します。
ロッテリアまで歩いたら、左折します。
ファミリーマート交差点まで行くと、池袋駅39番出口が見えてきます。
このアクセスルートにおいて、池袋駅39番出口が大切なポイントになりますので、よく覚えておいてください。
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南池袋公園へのアクセスに便利な池袋駅39番・40番出口への行き方
池袋駅の地下道を通って、39番出口から出ると、アクセスしやすいですよ。
ということで、2つ目のアクセス方法は、この39番出口から出て向かう方法です。
39番出口を出てたら、右折して道なりにまっすぐ進みます。
39番出口を出られれば、出てすぐの場所に南池袋公園があるので、39番出口から出る方法が人込みを避けてこられて、個人的にはかなりおすすめルートです。
まとめ
昔の南池袋公園を知る人にとっては、本当に奇跡的な改修がされたと喜んでいます!
芝生が敷き詰められたまさに都会のオアシスといっていい南池袋公園へぜひ行ってみてください♪